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夏季休業のお知らせ
Playmountainは下記日程にて夏季休業をいただきます。暑い中お店に足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。休業期間中は常設のオンラインストアはご利用いただけます。夏季休業:2025.08.12 tue - 08.15 friなお、休業期間にご注文いただいた商品の発送やお問い合わせは、8/16以降順次対応いたします。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
夏季休業のお知らせ
Playmountainは下記日程にて夏季休業をいただきます。暑い中お店に足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。休業期間中は常設のオンラインストアはご利用いただけます。夏季休業:2025.08.12 tue - 08.15 friなお、休業期間にご注文いただいた商品の発送やお問...

Mana Nakamura
愛知県瀬戸市で制作を行うガラス作家、中村真那さん。彼女は、富山ガラス造形研究所でガラスの基礎を学び、その後、瀬戸の新世紀工芸館で研修生として技術を磨いてきました。世界で活躍する作家から教えを受け、アメリカでもグループワーク制作に参加するなど、豊かな経験を持ちます。 先日、瀬戸の工房で制作風景を間近で見てきました。立っているだけで汗が滲むほどの熱気に包まれた工房、彼女は溶けたガラスの塊に息を吹き込み、丁寧に、そして流れるような手つきで形を整えていき、独自の手法で気泡を含んだテクスチャーを生み出していきます。黙々と作業をする、その真剣な眼差しの一方で、時折見せる楽しげな笑顔がとても印象的でした。 そうして作られた作品は、軽やかな見た目ながらも、実際に手に取ると確かな重みが感じられ、オブジェとして空間に置いた時、どこか明るく不思議な存在感を放ち、景色を変えて見せてくれます。中村さんの使う技法は、吹きガラスだけに留まらず、パウダー状のガラスを粘土のように手びねりのように付着させて積み上げていく、陶芸作品を思わせる技法、そして型を用い発泡させるキルンワークと、多様な技法を操りガラスの可能性を追求しています。そんな彼女の姿勢が作品ひとつひとつに奥行きを与えます。彼女の明るく、はつらつとした人柄が、造形や柔らかく彩りのある作品に鮮明に映し出されています。きっと手にする人の心を惹きつけ、豊かな気持ちにしてくれることでしょう。この機会にぜひ手に取ってお楽しみください。 柳田Look here "Chasing Foam" Mana Nakamura Glass Works2025.07.19 sat - 07.27 sun
Mana Nakamura
愛知県瀬戸市で制作を行うガラス作家、中村真那さん。彼女は、富山ガラス造形研究所でガラスの基礎を学び、その後、瀬戸の新世紀工芸館で研修生として技術を磨いてきました。世界で活躍する作家から教えを受け、アメリカでもグループワーク制作に参加するなど、豊かな経験を持ちます。 先日、瀬戸の工房で制作風景を...

Ryan Schnirel
カリフォルニア州の太平洋岸に位置し、サンフランシスコから約250km北上した場所にあるメンドシーノ。岩がそそり立つ海岸線は激しい波が打ち寄せる荒々しい風景が広がり、内陸部はレッドウッドの巨木が生い茂る広大な森が続いています。Ryanさんは深い森の入り口あたりに建つツリーハウスで、パートナーと愛猫と共に暮らしています。作陶活動の傍ら、地域の方々と共に畑を耕し作物を育て、大学の教授として教壇に立ったりと、多岐に渡る活動をしています。今回Playmountainで紹介する作陶という表現は、自ら土を掘り粘土を探し、薪となる木を切り、海水から塩を得、可能な限り地元の素材を用いて制作することで、山から川へ、川から海へ、そして海から再び山へ、という自然の循環の一部となる感覚を得るためのプラクティスと彼は考えています。そして作品を形成するプロセスも重要であり、彼には、道具だけではなく、ひじやひざも使い形を作る独自の制作スタイルがあります。それは、身体こそが自身の精神を物理的に表現する方法であるといった哲学に基づいています。また彼は、カップの形を手で整えながら森の中を歩き、自然環境から得られるエネルギーを、自身の身体を通じて作品に落とし込むことを大切にしています。独自のスタイルで制作された作品は、険しい海岸や山々の稜線を思わせるような表情をもち、その歪みや窪みの一つ一つが、まさにメンドシーノの風景そのものとしての存在感を放っています。この夏、彼が過ごした信楽のレジデンスを訪ねた際も、作品を手に山を眺めたり焼成に使う窯の周りを歩き回る姿がありました。全身で素材と向き合い土地のエネルギーを取り込むその姿は、まさに彼の哲学を体現しており、そうした創造の瞬間に立ち会えたことを嬉しく思います。展示される作品は、メンドシーノで制作されたものが主となっておりますが、信楽で制作された作品も少量並びます。周囲を温かく包みこむ優しさと力強さに溢れ、制作と暮らしを通して、土地への深い敬意と愛情を表現する彼の姿勢は、メンドシーノの土にしっかりと根を張り、地域を支え景色を作る大きなレッドウッドの木々たちの存在と重なるように感じました。この展覧会を通じ、彼の作品に触れることで、メンドシーノという土地の風土、力強さ、そしてその中に息づくエネルギーを、ぜひ感じ取っていただけたら幸いです。柳田Ryan Schnirel Exhibition"Long language of the Rock"2025.07.08 tue - 07.18 thu
Ryan Schnirel
カリフォルニア州の太平洋岸に位置し、サンフランシスコから約250km北上した場所にあるメンドシーノ。岩がそそり立つ海岸線は激しい波が打ち寄せる荒々しい風景が広がり、内陸部はレッドウッドの巨木が生い茂る広大な森が続いています。Ryanさんは深い森の入り口あたりに建つツリーハウスで、パートナーと...

Rick Yoshimoto
リック・ヨシモトという人物をご存知でしょうか。彼はニューメキシコ州サンタフェにアトリエを構え、ずっしりと存在感のある木製のスツールやテーブル、木目に想を得た絵画などさまざまなメディアの作品制作しています。今回はその中で彼が手がけたセラミックのプレートを紹介します。 彼のつくるプレートは、今年、ATELIER MUJI GINZAで開催された“MODERNISM SHOW”にて日本では初のお披露目となり、そちらでご覧になった方もいるかもしれません。その造形的な意匠が目を引き、プレートという言葉でイメージされるものとは、とても距離があるものだったために記憶に残っている方もいらっしゃるかもしれません。では、どのような特徴がそのプレートには備わっているのか。たとえば、壁に飾ったり皿立てで一角に飾ったりするようなアートピースとして愉しむだけでは見えてはこない側面です。 セラミック以外にもいろんなマテリアルで制作していることは前にお伝えしましたが、その多面的なものづくりが一直線でつながっているように感じます。つまり、粘土があたかもキャンバスのように見立てられて絵が描かれ、また釉薬を抽象画を構成するように掛け分けたり、さらに木の皮を押し付けることによって独特な質感をもたらしています。起伏をつけることで更に奥行きが生まれ、一見してプレートには不必要とは思われる意匠がそこかしこに仕掛けられています。 彼のプレートに触れると、プレートはもっと自由であってもよいのではないか?という思いにかられます。たとえば皿という言葉でイメージされるのは、卓上に料理が盛り付けられるような平面的なものというところじゃないでしょうか。このプレートには、そのような先入観で固められたイメージから解放してくれるようなおおらかさがあります。彼は過去にこのように語っています。「いつも表裏の両面にも釉薬を施します。それは実際に使って欲しいからです。ただ壁に飾っておくようなものではない。使って欲しいからこそ、裏側も同じように重要なのです。」(Rick Yoshimoto on nature and geometry By Samantha Kimmey 06/25/2015)そこには表も裏もないのかもしれません。そこではプレートというものに求められる造形は、必要不必要といった機能性から自由です。もっと皿で遊ぼうと呼びかけてくれるようなリックさんの作品は、使い手の視線や感性を養い、より豊かな生活者へと導いてくれるのではないでしょうか。ぜひこの貴重な機会にご覧ください。 Playmountain 柳田・品川
Rick Yoshimoto
リック・ヨシモトという人物をご存知でしょうか。彼はニューメキシコ州サンタフェにアトリエを構え、ずっしりと存在感のある木製のスツールやテーブル、木目に想を得た絵画などさまざまなメディアの作品制作しています。今回はその中で彼が手がけたセラミックのプレートを紹介します。 彼のつくるプレー...

Possibilities in Trees
5/24より、WHOLE TREEの展示会が始まりました。 WHOLE TREEは、2020年にランドスケーププロダクツがスタートしたブランドです。ありがたいことにたくさんのお客様に商品を使っていただいています。改めてこの『WHOLE TREE』について知ってもらいたく、このイベントを企画しました。 会期:2025.05.24 SAT - 06.08 SUN営業時間:12:00-18:00(会期中無休) WHOLE TREE “Possibilities in Trees” なぜ私たちは“木”を使うのか 自然界の循環を促し、大地を育む木や森林から私たちが受ける恩恵は計り知れません。 木は時に家を支える柱となり、空間を彩る家具に変わり、その実や葉、根は生きる糧となって私たちの暮らしを豊かにしてくれます。 インテリアデザインを通して常に“木”と向き合ってきたランドスケーププロダクツは、これまでも様々な場所を訪れ、木や森が持つ無限の可能性、機能、そしてその姿そのものの美しさに感銘を受け、家屋や家具にそれを表現してきました。 掛木を単なる木材としてではなく、煎じたり、燃やしたり、圧縮したりと手を加えながら、暮らしに役立ててきた先人たちの知恵と技。この知恵は現代にまで受け継がれ、私たちの生活に深く根付いています。 先人たちが培った知恵を現代に生かし、木の無限の可能性に私たちなりのエッセンスを加えて新たな空間を作り出す。 そんな考えのもと、『WHOLE TREE』は2020年にスタートしました。奇しくも2020年は、世界的に住環境を見直さざるを得ない重要な年となりました。あれから5年。私たちは何を受け入れ、何を活かしていけるのでしょうか。本展では、『WHOLE TREE』のこれまでの活動と、木を素材に独自のものづくりを行っている方々のプロダクトを展示し、木の可能性について問いかけていきたいと考えています。
Possibilities in Trees
5/24より、WHOLE TREEの展示会が始まりました。 WHOLE TREEは、2020年にランドスケーププロダクツがスタートしたブランドです。ありがたいことにたくさんのお客様に商品を使っていただいています。改めてこの『WHOLE TREE』について知ってもらいたく、このイベントを企画...